ソーラーカーの技術 |
ソーラーカー研究会 |
2001年11月15日
今日は、車検の日です。車検場までトラックでソーラーカーを輸送。まずは受付で書類審査。
車検会場はこんな感じ。世界中から多くのソーラーカーが集まりました。
まずは、車体サイズが規定（全長5000mm×全幅1800mm）内に収まっているかどうかをチェック。次に、車体重量を計測。
次に脱出試験。規定時間内でドライバーが車内から車外へ出られる必要があります。最後にリチウムイオンバッテリの封印。
会場で物議を交わしていたのは、Solar Motions。手にしている大きなプロペラはソーラーコレクターであると主張。WSCでは、ソーラーカーは8:00〜17:00まで走行できるが、日の出からスタートまでと、ストップから日の入りまでは太陽エネルギーからの充電が認められている。このプロペラは、タイヤに代えてモーターに取り付ける風力発電機なのであるが、風力エネルギーはもともとは太陽エネルギーなので、レギュレーションに違反しないと主張していました。太陽エネルギーとして太陽熱の利用も認められており、エネルギー利用の点では面白い取り組みではありますが、ちょっと方向性がずれていたようです・・・。今大会では使用できないことになりました。
